2007/11/02

子音だけでなく母音も多い 英語の発音の種類

英語では違う発音なのに、無理やり同じカタカナで発音しようとするのが、英語の発音の問題だというお話をしました。

前回は子音だけを取り上げましたが、実は母音の発音も英語の方が日本語より多いのです
そして、こちらの方が英語の発音習得において、問題になると思っています

子音は少し練習すれば、簡単に習得できます。
また、カタカナ発音でも問題ないことが多いです。

しかしながら、母音はなかなか習得できません。
カタカナ発音が癖になっている場合、なおさら大変です。

"run" "ran"
走るという単語の現在形と過去形です。
二つの単語をしっかり英語で発音できるでしょうか?
両方ともカタカナで書くと
「ラン」
になるのではないでしょうか?

二つの発音は違くなるように発音するべきなのです。


英語の発音と日本語の発音とが違うことを学んで、英語の発音を練習し始めたとします。
時間がかかるのが、こちらの母音の発音の習得だと思います。
そして、英会話において重要なのもこちらの母音の発音でしょう。


余談ですが、私は中学二年生の英語を塾で教えています。
しかし、母音の発音にはあまり触れていません。
子音は比較的に簡単に意識でき、習得しやすいです。
対して母音は習得しづらいので、十分に英語に触れてからでいいかなと思っています。

簡単なものの方が習得も早く楽しいと思いますので、子音の発音から指導しています。

生徒が沢山の単語を知った後で、私の母音の発音から何となく発音が違うなと感じるあたりが、母音の発音を教える時期かと考えています。
現に何名かは私の変な(日本語に無い)発音に気づいて、真似しようとしています。
もう少したったら、母音の発音に触れても大丈夫だと思います。

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