2007/11/11

英語の発音の練習方法は?

英語の発音を練習する事は、英会話においてとっても重要だと書きました。

では、いざ、英語の発音を練習しようとしたとき、どのようにすればいいのでしょうか。


英語の発音の練習方法を簡単に書くと、
1、英語の発音とは何かを知る(日本語との違いを知る)
2、発音の違いを何度も練習する
3、自分の英語の発音を録音して聞いてみる
4、自分の英語の発音を客観的に聞いて、お手本と同じように英語を発音できるようにする


もっと簡単に書くと、
お手本の真似をする
これだけです(笑)

何度も声に出し、お手本と同じように発音できるようになる。
これで英語の発音を習得したことになります。

練習を重ねるごとに意識しなくても英語の発音がでてくるようになります。

そのうちに、英語を聞くと、綴りが分かるようになってきます。
英語は表音文字なので、発音を聞けば、基本的にその英語が書けるはずなのです。
全く知らない単語もかけるようになります。

英語の発音ができるようになると、英語を聞けるようになりますので、知らない単語でも聞き取れるのです。
これは英会話において凄い利点ですよね?


さて、私は実際にどのように英語の発音を練習しているのかというと、英語の発音教材を使っています。

もちろん、教材無しでも発音の習得は可能です。
しかし、教材を使った方が手っ取り早いでしょう。
日本人が苦手な発音、先ほど上げたカタカナで発音すると同じになってしまう英語の発音など、考えなくても練習する項目が分かるからです。
英語の発音を体形立てて理解できるので、自分の頭を整理しやすいです。

教材を利用する場合、DVDを使うと英語の発音の方法が視覚的に理解できます。

英語の発音とリスニングUDA式30音トレーニング(DVD)



スギーズの「驚くほど英語発音がキレイになるDVD(ビデオ)」



二つの英語の発音教材をご紹介します。
ちなみに一番目の教材が私が実際に使って発音練習している英語の発音教材です。

どちらのサイトともに、発音教材を購入しなくても、サイトのコンテンツだけで発音について勉強できます。
これだけでも、(しっかり自分で練習できれば)英語の発音を習得できると思いますよ。

2007/11/09

英語の発音は全て習得しなくても大丈夫

英語の発音は英会話の習得においてとても重要です。
英語の発音が習得できれば、リスニングも上達し、英語がもっと楽しくなるはずです。

ぜひとも習得したい英語の発音ですが、
全ての英語の発音を本当に習得できるものでしょうか?
私は時間がかかりすぎで、効率的ではないと考えています。


問題はカタカナで置き換えると同じになってしまう英語の発音です。
カタカナ発音だと同じになってしまう英語の発音を練習すると効率がよくなります。

r l
s th sh
b v
h f

これらはカタカナで発音すると同じ発音になってしまいます。
他にもあるでしょうか。
m n
これも時には一緒になってしまいますね。

子音だけでなく母音もそうです。
日本語の母音は
あいうえおの五種類

これら五種類で沢山ある英語の母音を発音しようとすれば、同じ発音になってしまうものもでてきます。


対して、日本語と英語との発音にも、とっても似ているものがあります。
それらは、そのまま使っても大丈夫です。
t d k g
これらはあまり問題にならない英語の発音でしょう。

確かにこれらの英語の発音も厳密に言うと日本語とは違います。
しかし、これらを気にする暇があったら上記のカタカナだと同じ発音になってしまう英語の発音を練習した方がいいです。
それらの英語の発音がしっかり身につくと、英会話学習がぐっと楽に楽しくなりますよ。

問題になる英語の発音から効率よく習得していきましょう。

2007/11/07

日本語より発音の種類が少ない言語を想像してみる

英語は日本語より発音の種類が多いと書きました。
種類が多い英語の発音を、種類の少ないカタカナ発音で全て代用しようとするから問題があるとも書きました。

ここで、はっきり問題が分かるように、日本語より発音の種類が少ない言語を想像してみます。


例えば、子音の数が極端に少ない言語を想像してみます。
その国の言葉には、極端に子音の数が一つしかないとしましょう。
その子音の発音は、日本語で言うとカ行に近い音とします。
"k"という音です。

そんな国に生まれた一人が、日本語を習得しようとします。
日本語の発音の練習をせず、その国の言葉の発音で補おうとするとどういうことが起きるでしょうか。

「英語は難しい」「えいごはむずかしい」
これをローマ字で書くと
eigoha muzukasii

g h m z k s
「英語は難しい」の中には、これだけの子音を使っています。

しかしながら、この国の人は、こんなに沢山の子音を使いこなせません。
一つしか子音が無いので、全ての子音が同じように聞こえてしまいます。

一つの子音を使って、日本語の全ての子音を発音してしまいます。
つまり
g h m z k s の全ての子音で k を使って発音してしまうのです。

eikoka kukukakii
えいこか くくかきい

こんな発音になってしまいます。
これでは何を言っているのか分かりませんよね?



この例はかなり極端ですが、日本人が英語を勉強するときも同じことが起こっています。

日本人の場合、英語の発音に特に注意しなければ、"r" "l"の発音はラ行でしてしまいます。
本来なら違う発音なのに同じ発音をしてしまっているのです。

英語を話す人にとっては違うように聞こえる発音も、日本人にとっては同じに聞こえてしまいます。
それらを発音できないからです。

"lice" "rice"
両方とも意味のある違う英単語です。
言い分けられますか?

しっかり発音できる方は、それらを聞き取ることもできます。
英語を聞き取るという意味でも、英語の発音は重要になってくるのです。

2007/11/02

子音だけでなく母音も多い 英語の発音の種類

英語では違う発音なのに、無理やり同じカタカナで発音しようとするのが、英語の発音の問題だというお話をしました。

前回は子音だけを取り上げましたが、実は母音の発音も英語の方が日本語より多いのです
そして、こちらの方が英語の発音習得において、問題になると思っています

子音は少し練習すれば、簡単に習得できます。
また、カタカナ発音でも問題ないことが多いです。

しかしながら、母音はなかなか習得できません。
カタカナ発音が癖になっている場合、なおさら大変です。

"run" "ran"
走るという単語の現在形と過去形です。
二つの単語をしっかり英語で発音できるでしょうか?
両方ともカタカナで書くと
「ラン」
になるのではないでしょうか?

二つの発音は違くなるように発音するべきなのです。


英語の発音と日本語の発音とが違うことを学んで、英語の発音を練習し始めたとします。
時間がかかるのが、こちらの母音の発音の習得だと思います。
そして、英会話において重要なのもこちらの母音の発音でしょう。


余談ですが、私は中学二年生の英語を塾で教えています。
しかし、母音の発音にはあまり触れていません。
子音は比較的に簡単に意識でき、習得しやすいです。
対して母音は習得しづらいので、十分に英語に触れてからでいいかなと思っています。

簡単なものの方が習得も早く楽しいと思いますので、子音の発音から指導しています。

生徒が沢山の単語を知った後で、私の母音の発音から何となく発音が違うなと感じるあたりが、母音の発音を教える時期かと考えています。
現に何名かは私の変な(日本語に無い)発音に気づいて、真似しようとしています。
もう少したったら、母音の発音に触れても大丈夫だと思います。

2007/11/01

楽楽!英会話

楽楽!英会話
英会話教師yoshi の楽に楽しく英会話 楽楽英会話 のすすめ。
カナダ・カルガリー語学留学写真もあります。

英単語英文法リスニングなどの英会話学習方法はもちろん、役立つ英会話リンク集英会話教材の紹介などの情報があります。
英会話教室で英語の発音を一番初めに教えているほど、発音を重要だと考えています。
何はともあれ、楽しく英会話を学習できたら良いと考えていますので、映画での英会話学習ビリーズブートキャンプの英語集などもあります。

超有名な英語教材スピードラーニングスーパーエルマーの解説、
英会話学習にとっても大切な英語の発音の学習方法英語学習に役立つリンク集、など
英会話情報が盛りだくさんです。

英会話教材だけでなく、無料でできる英会話学習の情報もありますよ。

あなたにとって楽しい英会話学習方法が見つかりますように☆

2007/10/31

英語の発音の種類が日本語より多いことが問題

英語の発音と日本語の発音とは違うということを意識することが、英語の発音習得に重要になってきます。
しかしながら、全ての英語の発音を身につける必要はありません。

本当の問題は、英語の発音の種類が日本語の発音より多いこと、
そして種類の多い英語の発音を無理やり日本語であるカタカナで補っていることが問題なのです。


発音を形作る母音と子音、どちらも英語の方が日本語より多いのです。
英語の方が発音の種類が多いのに、その全部をカタカナで補おうとするから無理が出てきます。

"s" "th"の発音
日本語に似ている発音がそれぞれに無いので、両方ともカタカナのサ行で発音してしまいます。
この状態では問題があるわけです。
"s" と"th" との発音は全く違う発音でなくてはいけません。

"b" "v"の発音
こちらも両方の発音をカタカナのバ行で発音してしまうと問題があります。
二つの発音は違うのです。

"r" "l"の発音
こちらは有名ですね。
両方ともカタカナのラ行で発音してしまいます。


違う発音をカタカナで同じように発音していると、英語が通じないということになってしまいます。

カタカナで発音をすると同じになってしまう英語の発音、それらを言い分けられるように練習する、
そうすると英語の発音が改善されていきます。

2007/10/29

英語の発音と日本語の発音は違う

英会話において英語の発音はとっても重要です。
英会話の習得において、英語の発音を練習する必要がある
私は英語の発音についてこのように考えているというお話をしました。

ここで注意していただきたいのが、私は何もネイティブと同じように英語を発音しなければならないと言っているわけではないのです。

日本語なまりの英語でも、大丈夫です。
しっかり通じます。
しかしながら、カタカナで英語を発音していたらダメです。
カタカナで英語を発音している場合、英語ではなく日本語です。
英語は英語で発音しないと通じません。

まずは、日本語と英語との発音は違うものだということを知ることです。
発音が違うのです。

違いを知り、それを練習する。
それが英語の発音の練習方法になるわけです。

英語の発音と日本語の発音とがどう違うのか、それが分かってくると英語の発音習得への道が見えてきます。


ここでは英語の発音が日本語の発音とどう違うのかは書きませんが、とりあえず頭に入れて欲しいことが、

英語の発音と日本語の発音は違う

違うものだと思うだけで、その後の意識が変わってきます。
発音が違うと意識すると、発音を練習する気にもなりやすいと思います。